さんぷる歯科医院

顎関節症

顎関節症とは

◎日本顎関節学会による定義

『顎関節部や咀嚼筋等の疼痛、関節(雑)音、開口障害ないし顎運動異常を主要症候とする慢性疾患群の総括的診断名であり、その病態には咀嚼筋障害、関節包・靭帯障害、関節円板障害、変形性関節症などが含まれる。』

顎関節症によく見られる症状

顎関節症の症状として、耳の穴(耳管)1.5cm前方部にある顎関節部に、顎関節症主要3症状が、顎運動時に単独または合併して発症します。
◎顎関節症主要3症状
・顎運動障害
・顎関節痛
・関節雑音
その他にも筋肉の緊張症状(頭痛、首や肩のこり、全身の倦怠感など)や、耳症状(耳閉感、耳鳴り、難聴)などの症状も現れる場合もあります。

顎関節症の病態分類(2013)

・咀嚼筋痛障害(Ⅰ型)
・顎関節痛障害(Ⅱ型)
・顎関節円板障害(Ⅲ型) a.復位性  b.非復位性
・変形性顎関節症(Ⅳ型)

顎関節症を治療するには

顎関節症の治療法として、以下の治療が単独あるいは併用して行われ、原因の除去と顎関節の安静を図ります。

  1. アプライアンス療法 
    脱着可能な口腔内装置で筋の緊張を柔らげ、顎関節部の荷重負荷を軽減する。
  2. マニピュレーション(徒手的顎関節授動術)
  3. 薬物療法

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