ブラキシズム(歯ぎしり)について
ブラキシズム(歯ぎしり)とは
ブラキシズムとは、上下の歯が非機能的な接触を起こしている状態で、寝ている時(睡眠時ブラキシズム)と目覚めている時(覚醒時ブラキシズム)に分類され、グラインディング、タッピング、クレンチングを生じます。
グラインディング
上下の歯をすり合わせるタイプの歯ぎしり。 多くの人が行なっている歯ぎしりはこのタイプです。ギリギリと音が聞こえるタイプと音のしないタイプがあります。
タッピング
上下の歯をリズミカルに合わせている歯ぎしり。
カチカチと音がするのがタッピングの大きな特徴。
クレンチング
上下の歯を強く噛みしめるタイプの歯ぎしり。大きなストレスなどがある時に歯を強く食いしばるのがクレンチング。
グライディングと違ってこのクレンチングは音がしません。
歯ぎしりや噛みしめは行なっていても、気付いてない方が大半です。
歯ぎしりしている場合の主な症状です。
□歯のすり減り
□歯が割れる
□あごのズレ
□歯がしみる(知覚過敏)
□歯周病の進行
□頭痛・肩こり
□骨隆起
□被せ物や詰め物が外れる
□口の周りの筋肉の痛み
□顎関節症
中尾歯科口腔外科医院で行うブラキシズムの対応は
中尾口腔外科歯科医院で行うブラキシズムの対応は
・ナイトガードスプリントの作製(毎晩歯にはめて寝る)
・下顎のゆがみ(頬関節のゆがみ)を治す
・噛合せの調整をする(必要に応じて歯列矯正)
・歯周病の悪化を防ぐために、プラークコントロールやクリーリングを行う
・しっかり噛めるように、虫歯など歯の治療をきちんと行う
治療が難しい不定愁訴に関しても、歯科口腔外科学的観点で口腔内を診査し詰め物・噛みあわせ・顎関節症・舌の位置・生活習慣を確認し、不定愁訴を改善するためのサポートを行っています。